長年大事にされている愛車の塗装修理のご依頼を頂きました。
お車全体の塗装が経年変化による塗膜劣化が見られ、全面の塗装補修をご提案致しました。
ご覧のように紫外線が当たり続けるボンネット、ルーフは特に塗装の劣化が激しい状態になっております。
ルーフは特に塗膜の劣化が激しく、表面のクリヤーコートがボロボロで実質、塗装が役割を果たしていない状態でした。
見た目は勿論悪いのですが、何より塗装が塗膜として機能していない状況。
このままでは金属素地に悪影響が出ます。つまり錆の発生。
途中の下地処理工程はここでは省略します。
入念な下地処理の後、パーツを分解し純正色で塗装を行ないます。
車体本体はマスキングを施し塗装します。
調色データを基に調合したホンダ純正色「B507P」でベースカラーを塗装後、クリヤーコートを行います。
バンパー、スポイラー等のパーツはポリプロピレン(PP)という素材を使用しており柔軟かつ膨張性があるため、その素材に追従するよう上塗りのクリヤーコートは柔軟性を持たせる配合(軟質化)で対応します。
細かいパーツも分解し入念に仕上げます。
長年の使用により経年変化で劣化した塗膜は塗装としての機能を果たしていません。
いったん塗膜剥離を行い、金属素地剥き出しの状態にします。
剝離剤を使用し徹底的に塗膜を剥離します。
地味な作業ですので、ひたすら忍耐...。
素地剥き出しのスチールです。
国産車と輸入車では表面の亜鉛メッキの状態が違います。
他にアルミ素材にも対応致します。
金属面のクリーニング処理後、化成皮膜処理(非クロム系)を行います。
表面の状態によりウォッシュ(エッチング)プライマーやEP(エポキシ)プライマーサフェーサーなどを用います。
アクリル系フィラーを用いてシーリングを行います。
この下塗りから中塗りの下地作業を完璧に行う事で、耐久性に優れる塗膜を形成する事が可能になります。
当社では全ての塗装工程において、ヨーロッパの製品で最高品質の「スタンドックス」を使用。
塗膜品質5年の保証を提供致します。
塗装下地処理で以外と難しいとされるのが、プラスチック素地への対応...。
なぜならプラスチック素材は日々進化しているからです。
最新の技術で対応致します。
「丁寧な仕上がりで大満足です。カラーズさんにお任せして良かったです。ありがとうございました。」
とのメールを頂きました。Tさま、この度は当社にレストアのご依頼を頂き誠にありがとうございました。
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