現車を確認しましたところ、リヤクォータパネルとバンパーに軽度の損傷が確認されました。
クォータパネル、リヤバンパー共に修理で行います。
リヤバンパー、サイドブラケットを車体から取り外して板金作業を行います。
パネルに凹みがある場合は塗膜にもダメージがある可能性が高いので、塗膜をエアサンダーで剝離研磨します。
リヤバンパーにも凹みがみられましたので、ポリパテによる修正を行います。
ポリパテによる下地作業後サフェーサーを塗布しますが、その前に金属露出部に化成被膜処理を行います。(赤い印の部分)
右画像の薬品を使用し化学的に金属素地表面を僅かに腐食させることで、中塗り塗料の密着及び防錆に高い効果があり重要な作業工程になります。
車体色を調合後、リヤバンパーは車体とは別に塗装します。
これは金属とプラスチックの違いによる使用塗料が違うためで別々に塗装します。
艶消しブラックのモールがバンパーと一体化しているため、丁寧にマスキングを施し養生します。
今回は、部分塗装です。
クォータパネルも丁寧にマスキングを施し、他の箇所に塗料が付着しないようにします。
今回は2コート塗装(ベースカラーとクリヤーコート)で、ベースカラーは必要最小限の狭い範囲で塗装を行います。
クリヤーコートに使用する塗料は上質な物を使用。高い耐久性、高外観を維持します。
塗装完了後、部品を組付け最後に磨き仕上げを行い完了です。
全く違和感のない仕上がりです。当店では証塗膜品質5年の保証をお付けしております。
塗装した部分と塗装していない部分(リヤドア)との塗装表面の肌を同じようにします。
全く修理した跡を残さないためのテクニックです。
この事例の修理費用約50,000円~になります。
☆☆S様、この度は板金塗装修理のご依頼を頂き、誠にありがとうございました。
お電話でのお問合せは
0985-67-5586
で受け付けております。
※必ず「ホームページを見た」とお伝えください。
お問合せフォームは24時間受付をしておりますのでお気軽にお問合せください。
>> お問合せフォームはこちら