お車を拝見しましたところ、左のリヤクォータパネルに軽度の損傷痕が確認されました。
シルバーのボディーカラーは広めの塗装範囲を想定して、リヤのドアパネルまで塗装を行います。
損傷個所をエアサンダーで塗膜を研磨剝離し板金作業を行います。
塗膜に損傷の見られる箇所は全て塗膜の研磨剥離を行います。
板金作業が終わりましたら、ポリパテによる下地を行います。
形状が整うまで、何度も繰り返し行います。金属素地表面にはウォッシュプライマーを使用し、化成被膜処理を行います。
地味な作業ですが、防錆効果と中塗り塗装(サフェーサー)の密着を高める大事な工程になります。
この後、サフェーサーを塗布し下地完了です。
下地作業が完了しましたら、リヤドアのドアハンドル等の付属品を取り外します。
ここを外さずにマスキングで行う場合もありますが、仕上がりが悪いのと、キワの部分から塗装の剥がれが出る場合もありますので、出来る限り付属品の取り外しを行います。
付属品の取り外し後、エアー工具を使用し旧塗膜の足付け(サンディング)作業を行います。
これは塗装の密着を良くするための工程で、まんべんなく行います。
最近のお車はボディーコーティングが施されている場合が多く、コーティングされた表皮をサンディングで取り除きます。
足付け完了後、入念にマスキングを行い塗装の準備をします。
ボディーカラーはデータ通りに計量し、微調整は職人が手作業で行います。
これは塗装の方法でも色調が変化するため、実際にスプレーガンで塗装する条件と同じ方法で行う必要があるからです。
今回のシルバーはムラが起こりやすく、非常に難易度の高い塗色になります。
その時の気温等の変化で塗装条件が変わってきますので、慎重に作業を進めます。
完成写真を撮り忘れましたが、お客様にも喜んで頂ける仕上がりでした。
☆☆この度は、レヴォーグ板金塗装のご依頼を頂き、誠にありがとうございました。
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